穴水に移住する方法②「穴水を楽しむ」
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- 投稿者:kankouiju | 2018年5月21日
新連載!「穴水に移住する方法」第2回目は穴水を楽しむです!
文/松岡勤吾
穴水を楽しむ
①穴水料理
穴水には、いわゆる山海の珍味に恵まれた場所です。「まいもんまつり」は春のイサザ、夏のサザエ、秋の能登牛、冬の牡蠣と海産物を中心に行っています。更に、釣りされる方には、クロダイ(チヌ)・メバル、カサゴなどが岸からや釣り筏で釣れますし、なんと言っても、投げ釣りでボラを狙うのも有りです。
更に、ワカメなどの海藻も場所によっては採れます。町内の飲食店で季節の魚介を楽しむことは、お勧めです。でも実は、海だけでなく、山蕗、蕨、筍、薇、タラの芽など春の山菜は抜群です。秋には椎茸や松茸などの良質で美味しいキノコ類が沢山採れます。自分で採れない人は「おおぞら村」で安く手に入ります。
能登地方が、里山里海を標語にしているにはそれだけの理由があるからです。季節ごとに味覚で四季を味わうことができます。
②穴水の夜を楽しむ
穴水には、賑やかなネオンサインが輝くところは、ありません。ボーリング場、映画館、ディスコスタジオ、ジャズ喫茶、客引きのタムロする通りなどとは全く無縁のまちです。お酒を仲間と楽しむことができるお店は、両手にも余るほどしかありません。繁華街はないので、飽くまで自然の景色だけが楽しみとなります。
朝日、夕日に浮かぶボラ待ち櫓、夏の夜のカフェ・ローエル(写真/川辺でコーヒーを楽しむ)と蛍ぐらいでしょうか。しかし、満天の星空は東京の何倍ものお星さまが見られ、運が良ければ流れ星にお願いなんかもできます。
③奥能登の見どころ満載 ビュースポット
能登半島は、海と小高い山が織りなす景色が満載です。志賀町から時計周りに半島を周回するビュースポットをご紹介します。
巌門は遊覧船も出る海と岸壁に生える松。増穂浦海水浴場は、砂浜と長いベンチ、ボタンの遍光寺、輪島入ると、ヤセの断崖、泣き砂の琴が浜海水浴場、夕日の道下サンセットパーク、お馴染み曹洞宗大本山總持寺、猿山美咲灯台は初春の雪割草(写真)、ゾウゾウ鼻ではキリシマツツジ、その奥には水芭蕉の群生地もあります。
市街地には、漆芸美術館・輪島漆館、輪島キリコ会館、更に東向かい鉢伏山にはブナの原生林、海岸沿いには白米千枚田、南惣美術館から冬の風物詩の波の花と垂水の滝。
更に東行で珠洲市に入ると揚げ浜塩田、大谷の能登キリシマツツジにゴジラ岩、椿展望台、狼煙の灯台、金剛崎ここからは南下して珠洲焼資料館、すずなり館、倒さスギ、見附島(軍艦島/写真)。
能都町に下ると恋路海岸五色ヶ浜海水浴場とその南には、九十九湾海域公園、ここでも遊覧船(写真)があります。縄文時代にタイムスリップして真脇遺跡公園、能都町を過ぎ、うみとさかなの科学館、海岸桟敷のと七見。
最後に、穴水町に戻ると、能登ワイン工場(写真下)・四季の丘、比良のボラ待ち櫓、潮騒の道(写真上)を散策し、対岸には能登長寿大仏となります。のと里山海道に入ればスカイデッキ「能登ゆめてらす」から静かな七尾北湾が一望できます。平成23年から無料化されて、穴水ICの手前では、路上からは音楽が発せられるユニークな道路です。
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