未来づくり会議
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- 投稿者:後藤洋子 | 2023年10月10日
今日は、穴水町の移住への取り組みについてご紹介いたします。
穴水町は年々人口が減っており、高齢化も進んでいます。
少しでも人口を増やし、また高齢化のスピードを緩やかにするため
町外から移住者を受け入れる取り組みをしています。
移住を検討されている方のご相談をお受けしたり、お住まい探し、
お仕事に関するサポート、実際に穴水町で移住体験をしてもらうなど
色々な支援があります。
また、移住された方には様々な補助制度をご用意しています。
それでも移住者の数はまだまだ少なく、どうしたら多くの方に移住先として
穴水町を選んでもらえるか、未来づくり会議という場で知恵を出し合いました。
未来づくり会議とは?? 簡単にご説明いたします。
これは穴水町長の発案で、町民の方と行政の役場職員が一緒になって
グループワークで話し合い、課題解決を目指す。というものです。
移住だけではなく、毎回穴水町の問題点からテーマが上げられ、役場の担当職員と
任意の町民の方々のご協力で会議が行われます。
今回は私たちが携わっている移住・定住がテーマになりました。
会議にあたり、発案者である我が穴水町長に未来づくり会議について
インタビューをいたしましたのご紹介致します。
こちらが我が穴水町の吉村光輝町長です。
質問
「未来づくり会議を発案した理由と、この会議によりどのような効果を予測しているか教えて下さい」
町長
グループワークによる会議は非常に学びが大きい。
人口が少ない穴水町のメリットはみんなが近い、声が届きやすいことである。
それをグループワークで町民と職員が一丸となり課題解決を目指す機会を作りたかった。
会議による効果は、一番期待するのは職員の大いなる学びの場になること。
また町民の方には職員の思いや、一つ施策を提案するにもこれだけの大変さがあることを知っていただくことです。
質問
「少子高齢化が進んでいますが、穴水町は具体的に何年後にどのような状態になると予測されまか?」
町長
2050年には現在の人口より2千人ほど減少し、5千人ぐらいになると予測される。
そうなった時の行政も視野に入れ、インフラの維持、福祉、社会保障が課題である。
質問「町の年齢別人口分布から考えて、どのような移住者を取り込みたいですか?」
町長 ファミリー層や、これから子育てをする方、また介護の働き手の方を取り込んでいきたい。
質問「少子高齢化対策として移住以外にどのような対策をお考えですか?」
町長 子育て世代へのサポート、町内の働き口、雇用促進。
質問
「穴水町に移住を検討されている方、穴水町出身でUターンを検討されている方に一言メッセージを願いします。」
町長
長い目でご自身の人生のキャリアプランを見たときに、
各ライフステージにおいて何が幸せで何が必要か考えて頂きたい。
穴水町でゆっくり流れる時間はご自身の人生や、ご家族、周りの人を幸せにすることでしょう。
地方、穴水町という選択肢も是非ご検討いただけたらと思います。
以上、未来づくり会議にあたり発案者である吉村町長にインタビューを行った記録のご紹介でした。
次回は未来づくり会議の様子をお伝えいたします。
お読みいただきありがとうございました。