原木しいたけの植菌作業
今日は穴水町の兜ファームへおじゃましました。
穴水町ではしいたけの栽培も盛んで
ジャンボしいたけで人気の115という菌を
原木(ほだ木)に植え付けて栽培します。
今日はその植え付け作業の日ということで
兜ファームでは穴水ライオンズクラブのみなさんが
お手伝いに駆け付けました。
菌の種類によって植え付ける原木も違うそうで
しいたけにはコナラの木が良いそうです。
ちなみにナメコはサクラが良いそうです。
こちらがコナラの原木(ほだ木)です。
ほだ木に菌を植え込む穴をあけます。
植える菌はオガクズに栄養分を加え菌糸を培養したものを
駒状に固めたもので発泡スチロールの蓋が付いていて
手で押し込めるようになっています。
ほだ木は切出して一か月ほど陰干しにして水分を抜いておきます。
植え付けの時期は2月から3月が適しており
桜が咲くまでに植え付けをすると成長が良いそうです。
一か月ほどでかわいいしいたけが顔を出します。
通常のしいたけは「のと115」としてスーパーに並びます。
直系8センチ以上、厚み3センチ以上、かさの巻き込み1センチ以上など
厳しい規定をクリアしたものだけが人気のジャンボしいたけ「のとてまり」として出荷されます。
また、菌を植え付けた原木も販売しています。
ご自宅で半日蔭に置き、育ててみるのもたのしそうです!
穴水産の原木しいたけ是非味わってみてください。