冬の風物詩
- 日常風景
- 投稿者:後藤洋子 | 2021年1月21日
おだやかな冬の日
穴水町の内浦港にやって来ました。
冬と言えば・・・
そうです
やっぱりコレをたべなきゃ。。
おわかりでしょうか?
今日は穴水町の内浦で牡蠣の養殖をされています
森田さんのお仕事場を訪ねました。
お祖父さんの代からこちらで牡蠣の養殖をされているそうです。
穴水町では12月中旬頃から4月初旬までがシーズンで
ちょうど今、最盛期を迎えています。
今出荷されているのは2年間生育したものだそうです。
不思議なもので
同じ2年でも、大きく育つもの、小さいものでこんなに個体差が出ることもあるそうです。
15年程前は1年生育で出荷していたそうですが、だんだん牡蠣が育たなくなり
今では2年かかってようやく出荷できるサイズに育つということです。
それには海、ではなく山!が大きく関係しているというのです。
山から栄養たっぷりの水が海へ流れ込み、それが牡蠣を大きく育てるそうなのですが、
特に松や杉などの針葉樹よりも広葉樹のほうがミネラルが豊富な水を作るそうです。
その広葉樹が年々減ってきており、また山の手入れも昔ほど行き届いていないそうで
山がやせてしまったのが牡蠣の生育が遅い原因なのだとか。。
海の牡蠣が育たないのは山が原因とは。。
確かに。海と山、こんなに近いんですね。(上の写真)
森田さんが牡蠣棚も見せてくださいました。
こちらの森田丸で出発です!
作業場からすぐの通称ドガブにある牡蠣棚へ向かいます。
着きました!
こちらが牡蠣棚です。
ブイ一つ一つに海鳥が一羽ずつ止まっていて可愛いですね。席は決まっているのでしょうか?
透明な海水の中で牡蠣がお行儀よく吊下っています。
一本引上げ
巻き上げ機にかけると
一つ一つバラバラになって出てきます。
海面には薄氷が張っていました。寒いほど牡蠣はよく育つそうです。
森田さん、これからも美味しい牡蠣ずっと育ててくださいね!
地方発送も大丈夫だそうです。
新型コロナで外出を我慢している皆さん、ふるさと納税の返礼品としても新鮮な穴水産の牡蠣お出ししてます!
ぜひ一度ご賞味ください!