穴水城跡とは?
- 行ってみた
- 投稿者:kankouiju | 2019年11月11日
みなさんは穴水町にお城があったことはご存知ですか?
穴水駅から車で約15分山道を進み、突き当りに穴水城跡はあります
名前の通り現在は城の面影はなく、石碑と看板が設置されています。
能登長氏と穴水城
穴水城は、奥能登の関門を扼する要地にあって、中世北陸の雄族長氏の
居城とされている。江戸時代に成立した史書や地誌類によれば
加賀藩の老臣「年寄」八家のうちの長九郎左衛門の先祖が
約400年間ここに居住したというその後、上杉謙信の能登制圧によって
上杉家臣の長沢筑前守光国が配置されのち長一族の孝恩寺宗顓(長連竜)
一時奪還に成功したものの、やがて温井下総の拠るところになり
能登の大守となった前田利家方に接収されたあと廃城になったとする
(越登賀三州志)
当地穴水の長氏ゆかりの寺社の伝承も、地誌類の内容とほぼ同様であって
他に異説はない。穴水城は、能登屈指の有力地頭で
国人領主に発展した長(長谷部)氏の本拠として
地域の人々の間に、永年にわたり語り継がれてきたのであった。
(穴水城跡調査概要報告書より引用)
穴水城跡から穴水の市街地が一望できます
〒927-0027 石川県鳳珠郡穴水町字川島
里山里海を感じることができる場所となっています
機会があれば一度足を運んでみてはいかがでしょうか?