穴水町で暮らしてみませんか?

農業生産法人 (株)スギヨファーム <農業>

募集人材:農園スタッフ、生産指導者候補

川上和孝さん/取締役 統括補佐
海産物をいかした練り製品を主力商品とするスギヨのグループ会社「スギヨファーム」。七尾市能登島、穴水町、志賀町の3農場で野菜の栽培、加工施設、レストランを運営しています。これからの農業を担う人材を育成する、生産指導者及び候補者を募集しています。
(インタビュー/2016年10月12日)

健康な野菜を作る、スギヨファームの設立

海産物をいかした練り物製品を主力商品とするスギヨが2007年春、石川県内の企業では第1号として農業に参入しました。2012年春には、農業事業部門が独立し、農業生産法人「株式会社スギヨファーム」の新体制がスタートしました。能登島からはじまった農地は、今では穴水町、志賀町の3農場になり総面積は60haに増えています。栽培した野菜の加工カット工場、加工品を販売する直売所に続き、2016年4月には加工所を併設した直営レストランもオープンしました。

スギヨファームの社訓は「健康」を大きく掲げています。(「健康は最大の幸福なり」)健康的な生活を送るためには、健康的な野菜を作らなければいけません。それを目指して農業をやっています。

オリジナル商品開発にも力を入れる

収穫した野菜の70%は自社製品の練り物や揚げ物に使用するほか、残りは学校給食や生協に卸しています。生鮮野菜を販売するだけではなく、スギヨの冷蔵・冷凍の機械設備を借りながら、スギヨファームオリジナル商品の開発にも力を入れています。

ペーストやジャムに加工後、問屋さんを通してレストラン、学校給食、調味料メーカー、菓子屋さんなどに販売しています。生産・加工・販売まで一貫してできるのは、スギヨグループの強みです。

2014年春、穴水農場で生産スタート

最初の農地は能登島の耕作放棄地をお借りし、0からのスタートでした。ノウハウがありませんので、地元のJAさんや農業普及員の指導を受けながら、また長野県や愛知県の先進地に視察へ行きノウハウを学びました。作物は同じ場所で作り続けるのはよくないんですね。現在は農地60haのうち、使っているのは20haほど。残りは土づくりをしながらぐるぐる回す想定で、能登島だけでは足りず、穴水町、志賀町にも農地を借りました。

スギヨファームの穴水農場は穴水町鹿上地区にあります。段々畑だった土地を地区の方からお借りしています。2014年春から始めたばかりなので、まだ土壌ができていないため土づくりを進めながら、ニンジンを中心にカボチャ、ジャガイモを作っています。

健康な野菜は、健康な土づくりから

能登は赤土土壌が広がっています。野菜の栽培に適した広大な面積の土づくりに試行錯誤しながら、今は「緑肥」に取り組んでいます。イネ科のソルゴーやエンバクを植えて土の中にすき込むことで、微生物を増やしふかふかな状態にし、作物が育ちやすい環境にすることがねらいです。まだまだ手探りですが2年、3年かけて化学肥料に頼らない、よい土壌を作っているところです。

例えるならば、土は人間の腸内細菌と同じです。悪玉菌が増えすぎると、体が弱って病気になってしまいます。そこで今は、善玉菌を増やして元気で病気にならない土を作っています。

農園スタッフに求められる人材

技術や知識は二の次のようなところがあり、やはりやる気が大事ですね。農業に興味がある方は、自分からどんどん質問してきます。積極的に関わろうとする方がいいですね。農業は作物と向き合うだけではなく、実はコミュニケーションが求められる仕事です。あらゆることに興味を持ち、地域の中でいろんな方と向き合っていける方が向いていると思います。

技術士の立場から農業事業の立ち上げへ

出身は愛知県東海市。大学では農学を学びました。その頃から食品に興味がありましたので、卒業後は群馬県のお醤油屋さんに入社しました。その後、調味料のみならず、総合的な食品開発に興味を持ち、スギヨに転職しました。

スギヨでは、水産部門の技術士としておでんや一夜干しの開発をしていました。東京の研究施設ではコンビニおでんの開発に携わりました。2007年にスギヨが農業参入し、収穫した野菜を商品に落とし込む人材が必要だということで、私が農業事業部門の立ち上げに加わりました。開発の立場から、生産・加工・販売まで、一連の生産過程を見ています。

今村仁志さん(課長 志賀農場生産部門 兼 育苗部門責任者)のお話

野菜の生産・品質のさらなる向上

農業事業部門の専属スタッフとして入社して7年目。3農場を行き来し、生産・育苗部門を任されています。まだスギヨの自社製品に使われるすべての野菜をまかなうことができません。練り物や揚げ物の具は「すべてスギヨファームが作った野菜ですよ」とうたえるように、安定した生産体制を目指しています。ただ収量がとれればよいということではなく、有機栽培を目指して品質の向上も追及しています。

地域に愛される企業でありたい

地元の人に「スギヨが来てよかったよ」と言ってもらえるようになりたいですね。今は農地の工事でご迷惑をおかけすることもあるのですが、それでも区長さんはとてもよくしてくれます。地元に愛されたいなという思いがあります。

毎年、地元の高校生の職場体験や保育園児の芋ほり体験などを受け入れています。将来この子たちが直接農業に携わらなくても、どこかのタイミングで農業を理解しファンになってくれれば、それだけでプラスになると思っています。今のところ彼らは、農作業は腰が痛いだ、手が汚れるだの、言っていましたけど(笑)。

農業に可能性を感じ、事務職から転身

私は志賀町の出身です。静岡県で長年、経理の仕事をしていました。能登の農業に可能性を感じて仕事を探したところ、農業研修付きのスギヨファームの求人を見つけました。

農業は10年でようやく一人前。まだまだ修業中の身です。百姓は百の仕事というように、気候や風土、あらゆる知識が必要です。勉強することがたくさんあります。だからこそ、やりようによっては可能性がある。五感を研ぎ澄ませてやっていきたいです。

事業データ

農業生産法人株式会社スギヨファーム
〒926-0835 七尾市西三階町10号4-1
http://sugiyofarm.jp

※まずは、本協議会までお問い合わせください。

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